INTERVIEW
02
国際物流を陰で支える
渡邊 光陽
(わたなべ こうよう)
新卒入社
東京支店 現業部 成田空港営業所 生鮮食品課
一般社員
国際物流を陰で支える
渡邊 光陽
(わたなべ こうよう)
新卒入社
東京支店 現業部 成田空港営業所 生鮮食品課
一般社員
大学での講義で貿易について学んだり調べたりしていて、日常で目にするさまざまな輸入品は、通関業務を経て消費者に届いていることを知りました。経済を支える物流には、通関業務を実際に動かしていく通関士が欠かせない存在であり、通関士という職業に興味をもちました。
多くの通関代理店がある中で、当社に入社を決めたのは、世界的なスポーツ大会で使用する報道関係の機材の輸送業務などの普通では経験することが難しい仕事に、この会社でなら携われると考えたからです。
現在は生鮮貨物の輸入業務を行っています。
具体的には、貨物の搭載確認と搬入状況の確認、輸入者から送られてくる通関に必要な書類の精査をします。そして、そこから得た情報に基づいて、通関時に税関・厚生労働省に提出する書類の作成をします。その後作成した書類を送信して審査を受け、貨物の中身の検査の立ち合いなどを経て、最終的に税関から貨物の輸入許可が出たらその貨物を引き取り業者に渡すために搬出をします。生鮮貨物はスピードが大事なので、貨物が到着してからできるだけ早く引き渡せるように予め段取りをつけておくことが大切です。
生鮮貨物を扱っているため、時間に追われながらの仕事になり朝の時間帯などは特に大変ですが、指示される前に自分で考えて動けるようになってくると自分の成長を実感できます。また、お客様や引き取り業者の方々に名前や顔を覚えていただけると、それだけその仕事に関わっているのだということが分かって仕事の面白みを感じます。
生鮮貨物といっても様々な種類があり、私が携わっているのは主に魚関係です。土用の丑の日前後では鰻の輸入量が多くなりとても大変ですが、課員全員で協力して乗り越えた後はとても達成感があります。
だんだんとお客様への案内や複雑な通関書類の作成などを一人で任されるようになり、また、新しい業務に携わることも多くなりました。新しい専門用語や輸入時に必要な検査や税率など、マスターすべき課題はまだまだ多いですが、コツコツと一つずつ克服し、いずれはお客様や同僚から「居てくれて助かった」と言ってもらえるような存在になりたいです。
当社では営業職や通関担当、海外駐在員など自分のやってみたい仕事に携われます。自分が興味のある仕事にチャレンジでき、わからないことがあれば先輩方が一から教えてくれるので、とてもやりがいのある働きやすい職場だと思います。