INTERVIEW
03
笑顔を稼ぐ営業。
酒井 陽平
営業

笑顔を稼ぐ営業。
酒井 陽平
営業
社内で1番になりたいという理由だけでがんばる営業に、お客さまは自社の大切な商品を生産する機械を任せるでしょうか。営業として活躍するために1番大切なことは、自分を1番に持ってこないことだと思っています。それは社外でも社内でも同じです。営業は、相手ありきの仕事です。お客さまの意図を探らないと提案もできないし、社内においても自分ひとりでは機械をつくれません。何を欲しているのか、相手の気持ちに徹底的に寄り添い、誰よりも深く考える。このような力が、どこの会社に行っても通用する力です。もっと言えば、社会で何十年と活躍し続けるための必須スキルといえるかもしれません。過去に営業成績を残し社内で評価してもらったことはもちろん嬉しいし誇らしいことだと感じていますが、1番嬉しいのは「酒井さんに頼んでよかったー!」って、喜んでくださるお客様の笑顔ですね。だから私は会社の最高の2番手、お客さまの最高の右腕でありたいです。
私たちのいる業界って、ニッチなんです。だからというわけではありませんが、長くお取引していただける深い信頼関係を築くことが重要です。お客さまから信頼をいただくって、決してスマートな仕事だけじゃ実現できません。メールで伝えられる内容だけど、相手を思うなら、直接会って話したいということだってあります。お客さまの課題を本気で解決するために、現場に何度も足を運びます。私はこういう泥臭さがキライじゃありません。会社からの帰りの電車で元気のままでいるよりも、クタクタになっているほうが、かっこいいとすら思います。お客さまとの関係を深めていくと、一緒につくる仲間に近い感覚になり、「20メートルくらいの製造ラインを、酒井さんがいいと思うものをつくってください」なんてご依頼をいただけるような関係になります。誰かにとって、最初に思い浮かぶ人になる。欠かせない存在となる。そんな喜びを味わえるのが、営業という仕事だと思っています。