INTERVIEW
01
機械設計の真の楽しさを、
ナカイで知った。
M・S
中途入社 2004年度
設計部
機械設計の真の楽しさを、
ナカイで知った。
M・S
中途入社 2004年度
設計部
機械設計は未経験でしたが、設計職を志望して中途で入社しました。もともと私は大の機械好きです。学生時代は、カメラを分解して図解本をみながら、機械の構造を調べたりしていました。大学は工学部の機械科を卒業していますが、学校で学んだのは広く浅くの知識です。ナカイに入社してプロの設計技術を目の当たりにし、このままではまずいと危機感を覚え、勉強を重ねました。製造現場に足を運び、ボルト1つを見るだけでも勉強になりました。ボルトを使ってこうやって組み立てるのか、こうして機械は動いているのかと、図面と機械を見比べながら一つひとつ学んでいきました。上司が書いた設計図の部品を拾ってきて部品図を書く。パーツごとに図面に起こしていく。そうした実践と実務を兼ねた作業をコツコツと繰り返す中で、機械設計技術は身についていきました。
昔のナカイには、「技術は教わるものではなく盗むもの」という雰囲気も残っていましたが、近年はすっかりなくなりました。自分なりの考えをぶつけてくれれば、手取り足取り、先輩たちが技術を教える光景が日常となっています。ナカイの設計技術を、若い世代へ受け継いでいこうというベテランたちの熱い想いを感じます。ナカイの強みは、一致団結して最後までやり遂げるところ。人手が足りなければ応援にかけつける。納期が厳しくなったら助け合う。そうしたことが、誰に強制されることなく自然にできるのがナカイです。こうした下町情緒あふれる助け合いの精神は、私が入社した当時と変わりません。一人ひとりが自立した設計者でありながら、一人だけで悩むことはありません。大変なときは、先輩や上司たちが一声かけて必ずフォローしてくれる。そうした安心感が、ナカイの設計技術を支えているのかもしれません。