INTERVIEW
02
エンジニアの美学を大切に
完成の高いものづくりを。
山本 達也
中途入社 2014年度
プラントテクノロジー本部
技術部 設計課

エンジニアの美学を大切に
完成の高いものづくりを。
山本 達也
中途入社 2014年度
プラントテクノロジー本部
技術部 設計課
以前も同じ電気設計の仕事をしていましたが、よりレベルの高い仕事ができるところ、待遇の良い会社を求めて転職活動をしていたところ、マツダエースのことを知りました。マツダといえば全国的にも知られた大手企業。その子会社なら、マツダのような個性的なものづくりに関われるかもしれないという期待感がありました。また当時の部長から入社後どんな仕事をさせてもらえるのか明確なオファーがあり、自分のチカラを活かせると思ったのも決め手のひとつでした。
現在は最新の電気-CADを使い、ガントリーローダという機械間搬送装置の制御盤の外観、盤内レイアウトの図面の作成、装置動作プログラムのソフト設計などを担当。また設計したソフトが正確に動くかどうかの確認、試運転、現地調整までを行うのも特徴のひとつです。以前いた会社では設計するだけで現場をほとんど見ることがなかったので、自分の描いた図面がカタチになって思い通りに動いた時はすごく感激しましたね。
マツダの子会社というと、マツダの生産ラインばかり手がけているように思うかもしれませんが、そこで培った経験やノウハウを強みに、自動車業界はもちろん、食品業界など様々な業界のものづくりに携われるのも魅力。実際、私も開発部とともに、おにぎりの生産ラインで使われる搬送装置や仕分け支援システムの設計を行ったことがあります。

私が仕事で心がけているのは、いかに美しい図面を描くか。もともと漫画家になりたかったくらい絵を描くのが好きで、図面を描くのもその延長にあるような気がします。電気配線の図面の線がガタガタだったり、効率的に配置されていなかったりすると、気持ち悪い(笑)。ピシッと整った図面を描くことは私のこだわりというか、エンジニアとしての美学ですね。図面がきれいだと配線の組立を行う制御盤製作メーカーもやりやすいので、「効率的で機能的な図面を描いてほしい」という要望はあります。今後は、新入社員でも誰がやってもわかりやすいベースとなる図面を作り、社内できれいな図面に統一させることが目標。そのためにルール作りや後輩の教育にも力を入れていきたいと考えています。
今、就職活動や転職活動をされている皆さんは、入社後に自分が何をしたいのか、何をさせてもらえるのか、大手企業だけではなくマツダエースのような規模の会社もたくさん見てみてください。当社の場合、福利厚生や休日は親会社のマツダ並の待遇。年収も以前いた会社よりぐんとアップしました。それでいて仕事の内容は大手よりも細分化されておらず、一人ひとりが工程の最初から最後まで幅広く関われるのが良いところだと感じています。
