INTERVIEW
01
自分の手で何かを生み出す
ものづくりの仕事が好きだ
中野 亮祐
新卒入社 2016年度
プラントテクノロジー本部
技術部 設計課
自分の手で何かを生み出す
ものづくりの仕事が好きだ
中野 亮祐
新卒入社 2016年度
プラントテクノロジー本部
技術部 設計課
小さい頃から何かを作るのが好きで、高校・大学ではCADで2D、3Dの図面を描く楽しさを知りました。また広島で生まれ育った私には漠然とマツダのグループ会社に就職したいという夢があり、海外実績もあるマツダエースなら一大プロジェクトに参加できそうと思ったのが入社の決め手です。しかし1年目は、希望していた機械設計とは異なる工程管理の部門へ配属。1年に2回ある上司とのキャリア面談で希望を出し、2年目には製造現場へ。そこでは工場に導入する機械の組立や据付を行い、メキシコの工場にも出向きました。そして3年目には希望部署だった機械設計課への配属が決定!念願の仕事に就くことができてガッツポーズするほど嬉しかったですね。実際にやってみると、工程管理や現場で学んだこともムダじゃなく、むしろ機械設計に必要な経験や知識を吸収できて良かったと思いました。
機械設計に配属された当初、先輩に言われたのは「機械設計は納期までに99%できていても、残り1%ができていなければ0と同じ。1%でも間に合わないと思ったら前もって報告してほしい」という言葉。機械設計の後に電気設計があり、さらに現場での作業があるので、1日も遅れられない。その流れについては1年目、2年目で理解していたため、先輩の言葉にも納得し、社会人としての責任感をより強く感じるようになりました。
現在は、AGVと呼ばれる無人搬送車の機械設計を主に担当しています。AGVとはAutomatic Guided Vehicleの略で、工場間や工程間を無人で製品輸送する台車のこと。当社では積載荷重が600kg以下の小型タイプから、5000kgに対応する大型タイプまで幅広く取り揃えています。特に最近は「機能を従来通り入れながら、いかにコンパクトに、省コストに抑えるか」といったお客様のニーズが多く、設計者としては頭を悩ませるところ。図面を描いていくプロセスで何度も壁にぶち当たり、そのたびに原因を考え、上司・先輩・後輩・同僚と相談しながら解決していく。最終的に自分の描いた図面が部品になり、部品が組み立てられて機械が動いた時の達成感は何とも言えない、ものづくりの喜びを味わえる瞬間です。
また当社の機械設計は設計から組立、現地工事、工事完了までの一連の工程に関わることができ、お客様との打ち合わせ、社内の電気設計や現場のエンジニアとのやりとり、部品を購入する際には購買部のスタッフなど、様々な部署の人とも連携します。多くの人と一緒に問題を乗り越えることでより達成感も大きく、コミュニケーション力も高まると思いますね。今はまだ上司や先輩たちにサポートしてもらっているので、将来的には自分一人で当社の主力製品の打ち合わせから設計、工事完了までを担当したいと考えています。