1913(大正2)年、この湘南の地で私たち門倉組は創業しました。それはずっと昔、まだ辻堂に鉄道の駅ができる前の話です。それから100年を経て、湘南のまちは大きく変わりました。私たちもまた、大正、昭和、平成と激動の時代を乗りこえ、数人の鳶職から始まった集団は、建築、土木、公共工事、リノベーションと、事業の領域を広げながら湘南地域最大級の総合建設会社へと変貌をとげました。
そうか、100年かと、その時の流れをふりかえるとき、浮かんでくるのは多くの先輩たちの仕事に対する情熱と地域への愛情です。
門倉組にはイズムがあります。
それは社員ひとりひとりが自分のあらん限りの知力と技術を、このまちのために捧げること。それが建設を生業とするもののあるべき姿であり、この湘南に生まれ、育てられてきたものの責任だと思うからです。
私たちは、手がけています。
地域の子供達が通う保育園を。いつも買い物にいくお店を。親友の暮らす家を。おばあちゃんの住む施設を。
そう、私たちはまちをつくっているのだ。海と太陽と大好きな仲間のいる、この湘南というまちを。
その想いがあるから、あと一歩、いや、半歩こだわれる。そんな仕事のこだわりが都会の大手企業にも負けない評価を与えてくれ、地域に必要とされる会社としての基礎を築かせてくれました。
創業100年。それがどうした。
私たちはたんに歴史を誇ることはしたくありません。見ているのは過去ではなく未来なのですから。変わり続ける湘南を、この手でもっといいまちにしていくこと。あなたの大好きなこのまちで、あなたが大切な人と過ごしてきたこのまちで、つぎの100年を、いっしょにつくっていきたいのです。