INTERVIEW
02
華やかな観光地。
その裏に、挑戦あり。
直井 将弥
(なおい まさや)
2019年度
観光事業部
華やかな観光地。
その裏に、挑戦あり。
直井 将弥
(なおい まさや)
2019年度
観光事業部
私の職場である『三島スカイウォーク』は、連日大盛況です。一民間企業による運営ながら、採算事業としてしっかり軌道に乗っています。来場者の方から、「三島にこんな立派な施設があったんですね!」「市や県が運営してると思ってました!」と驚かれることも多く、そのたびに嬉しい気持ちになります。三島の役に立てているという実感は、私にとって仕事をするうえでの大きな喜びです。
一方で、フジコーはもともとアミューズメントの会社なので、観光のノウハウは一切ありませんでした。すべて手探りですし、仕事を進めていく先々で、予想外の事態に直面します。ただ、大変なのは確かですが、同時にやりがいもたくさんあるんです。
たとえば、アクティビティの仕事は思っていた以上にハードでした。山の中の移動はアップダウンが多く、お客様がコース上で停まってしまったときは助けに行かないといけません。夕方にはもうクタクタです。それでも、キラ楽しそうなお客様の笑顔を見ると、本当に癒やされるんです。また、思いがけずイベントの企画を任されたこともありました。ステージの配置を検討し、出演者の候補をリストアップ。やったことのない仕事に苦戦しつつも、自分のアイデアが形になる喜びを味わえました。トラブル対応の場面も突然やってきます。落雷による停電に見舞われた際は、アクティビティを中止にし、お客様を順番に避難誘導。体調の悪い方がいないか確認し、待機されている方には状況を説明。不安解消に奔走した結果、お客様から「お兄さんのおかげでいい思い出になったよ。ありがとう!」と嬉しい言葉をいただきました。
華やかな観光地ですが、その裏には私たちスタッフの奮闘があります。そして、「予想外」と「嬉しい瞬間」に彩られたこの仕事が、私は大好きです。
<開発事業部の仕事とは?>
大きく2つに分かれます。新施設の計画、イベント企画、広報、広告、制作・デザイン、商品企画、テナント誘致といった、内勤の仕事。それから、花や植物の管理、来場者の誘導や保全、チケット窓口業務、カフェやグッズの販売、アクティビティのインストラクターといった接客の仕事。私は後者ですが、担当する業務以外での仕事も指示されます。マニュアル通りにはいかないことも多いので、自分の頭で考え、判断することを心がけています。イベントなどを企画する際は、スケジュールや人員配置、売上などを含め、ビジネスとして成立するかが重要。非常に鍛えられています。