INTERVIEW
01
地域の課題解決が
自分の人生を彩ると確信
M.K
中途入社 4年目
地域創生事業部
地域の課題解決が
自分の人生を彩ると確信
M.K
中途入社 4年目
地域創生事業部
業務内容
私は山梨県富士吉田市にて、地方創生テレワーク事業である「ドットワーク プロジェクト」に携わっています。社会に働き方の選択肢を増やすため、ITツール・スペースの両面からアプローチするプロジェクトで、主にコワーキングスペースの運営、短期滞在施設の運営を行っています。私はその中で事業開発責任者という立場でプロジェクトに新しい風を巻き起こすべく、情報収集&共有、イベント企画立案実行、社外のイベント参加/登壇を担当しています。
働き方
私は、プロジェクトの拠点である山梨県富士吉田市に住んでいます。勤務時間はその日の業務都合、自己都合によって変わるのですが8時半〜9時半ごろに勤務を開始して、18時〜19時ごろに勤務を終了することが多いです。実は今、週5日・1日8時間の勤務をしながらアメリカの大学院・フランスの大学院にオンラインで通っています。この話をすると「そんなことできるの!?」といつも驚かれるのですが、海外なので時差があり日本のコアタイムと授業の時間が被りにくいということと、当社の働き方選択制度の活用によって中抜けをして業務時間と授業時間をパズルのように組み合わせることができるので、とくに問題ないんです。もう既に通いはじめてから2年経っていますが、無理なく続けられていると感じています(実は最初だけ少し体調を崩してしまいましたが、すぐに生活に身体が慣れました!笑)。
1日のスケジュール
<大学院に行きつつ働くVer>
08:30
自宅で勤務開始
集中して行いたい事務作業や資料作成を行う
10:00
45分ごとにスタンディングデスクにして作業効率を上げつつ引き続き事務作業
12:00
お昼休憩(富士吉田の美味しいものを周りから聞いてリストにしているのでよくランチに出かける)
大学院の課題チェック、参考文献を読みながら昼食を取る
13:00
外部の方と地域活性化に関する打ち合わせ
移住希望者の方へ「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」を案内、コラボの可能性を探る
市内の事業者との情報共有、交換
15:30
中抜けして大学院のディスカッション参加、課題提出
18:00
業務再開
打ち合わせの内容共有やアイデア提案
日報提出
19:00
退勤
<がっつり地域にコミットして働くVer>
09:30
地元の方との朝会
意見交換、イベント企画情報の共有
10:00
ドットワークPlus出勤
メンバーからの現場情報共有
12:00
地元の方とのランチミーティング
ドットワークPlusでの企画の参加勧誘、空き物件活用の相談等
13:00
外部企業&富士吉田市役所と地域活性化に関する打ち合わせ
16:30
中抜けして大学院の参考文献を読み、課題作成
17:00
業務再開
打ち合わせの内容共有やアイデア提案
日報提出
18:00
退勤
入社したきっかけ
私は岩手県で育ちました。2011年の東北大震災に被災したことで、助け合いの大切さを肌で感じ、ボランティア活動に積極的に関わりました。得意な英語を活かした英語教室を開いたり、英語の絵本を子ども達に読み聞かせしたり。なんとか心を癒そうと必死でしたね。その経験の中で自分が向き合いたいことを真剣に考えることができ、地方活性化に関しての学びを深めて地元に還元したいと思うようになりました。地方活性化の方法を学ぶべく、地方活性化に関して先進的であるフランスの大学院に入学。同時に地方活性化を継続的に事業として成り立たせるための仕組みが必要だと思い、アメリカの大学院にも通い始め、MBA取得に向けて奮闘中です。大学院に通うことを決めた時、「学びを現場で活かして自分の経験値を増やしたい」と考えて仕事を探していたところ、山梨県富士吉田市を舞台に地方活性化の事業を展開している当社の存在を知りました。事業内容がまさに自分のやりたいことと重なり、これだ!と気持ちが熱くなったことを覚えています。また、当社の働き方選択制度を活用すれば学ぶ時間を妥協する必要がないという点も魅力でした。そして、実は富士吉田市という地域が地方活性化に関するフィールドワークの地としてぴったりだったんです。人口、面積、文化など、研究したい要件がいくつも当てはまり、まさに運命的な出会いだと確信。現在は、富士吉田市でフランス、アメリカ、東京と様々な地域と繋がりながらその全てを富士吉田市の地方活性化に繋げることができていて、とても充実しています!
仕事のやりがい
私の業務は大きく捉えると、「人と人、ビジネスとビジネスを繋ぐこと」です。繋いだ先に目標としているのは「働き方の多様性を社会に伝えること」と「富士吉田市の地域を活性化すること」の2つです。様々な考えを持つ方々の個性を更に輝かせるために、日々アンテナを張って情報収集をしています。ただ接点を作り出すだけではなく、マッチングするお仕事の組み合わせから今後の展開を想像し、出会った「後」の展開をできるだけワクワクさせることも仕事のひとつだと考えています。この一緒に歩んでいるような、見守っているような期間が、卵が孵化するのを待っているようでそわそわするんですが、最大の楽しみでもあるんですよね。今回はどんなものが生まれるんだろうとあれこれ考えて、ときには一緒に温めたりして。実際に生まれたときに「こっちの方向にいったのか!」といういい意味で想像を超えることも多いです。
そんな中、最近印象に残っているのは富士吉田市のサッカーチーム「FCふじざくら山梨」さんと、社会的に孤立しやすい人の居場所をつくる目的で生まれた「ソーシャルハウス宝島」を利用する地域のおばあちゃんとのマッチングです。これはもう、1年前には全く想像できないほど大きなエネルギーを生み出すことができました。一見全然関係の無いように見えるこの2つの団体ですが、なんとなくマッチングしそうだと思い、ドットワークPlusで同時期にそれぞれのイベントを実施してみたんです。すると、みるみる交流が深まり、FCふじざくら山梨の方が「おばあちゃん達にサポートグッズをつくってもらいたい!」と言ってくださり、ソーシャルハウス宝島の方からは「毎週おばあちゃん達がご飯をつくって食べる会を実施しているので、選手の方々と交流する時間を設けたい!」と言ってくれました。その他にも「これがやりたい!」「こんなのはどう?」とアイディアが溢れ、今一つひとつ実現しているところです。何か面白いことが生まれたらいいかも。と思ってお繋ぎしたのですが、結果として想像以上の化学反応がおき、今はそれぞれの人生の一部になっているようです。これはあくまで仕事のやりがいの一例でして、プロジェクトでは日々新しいことが起きるので、毎日の「変化」が仕事のやりがいなのかもしれません。
この仕事に向いている人
常に最終的にどうしたいかを考えて行動できる方
当プロジェクトでは数字化されていない目標設定も多く存在します。何をゴールとして、自分は何ができるかをしっかり考えられる方でないと、立ち位置を見失ってしまう可能性があります。
自分で自分を動機づけして進んで行ける方
自分のやる気は自分で出す!という気持ちが大切です。時には誰かの力を借りることもありますが、周囲の環境によって自分の芯がブレないように、まずは自分という人間をしっかり持つ必要があります。
将来の夢がある方
仕事を通して、将来自分が成し遂げたい姿をイメージできている方がプロジェクトで活躍しています。より具体的にイメージができていると、自分の行動に落とし込んでプロジェクトに関わることができます。生まれ故郷の地域を活性化して商店街のお店を全て復活させたい、テレワーカーが孤独を抱えずに様々な場所で気軽に仕事ができるようなプラットフォームを作りたい…など、当社の仕事に結びつく夢がある方にとっては、当社での仕事が実現に向けての一歩になります。
これから挑戦したいこと
富士吉田市に移住して3年目を迎え、ようやく必要なピースが揃ってきたように感じます。この期間の中で富士吉田市という地域を知るために街中を歩き回り、常に新しいお店をリサーチして時間を見つけて訪問し、市内で実施するイベントは大小問わず、積極的に参加してきました。そうすることで、この地域をつくっている「人」「環境」「ビジネス」を知ることができました。また、ただ情報を収集するだけではなく、自らがこの地域で達成したい目標を伝え歩くことで、私を応援してくれる仲間が増えたり、逆に応援したい取り組みにもたくさん縁をいただくことができました。がむしゃらにとにかく行動量を多く駆け抜けてきたので、一度立ち止まり、次は今まで手に入れたピースをどのように調理するのか考えるフェーズと捉えています。私の基本スタンスは「人と人を繋ぐことで、今困っている人を助ける」ことなので、これから地域に寄り添って何ができるのかを実行フェーズで考えていけることに喜びを感じています。こんな性格なので、「プライベートは大丈夫?ちゃんと休めているの?」と心配の声をいただくこともあるのですが、私にとっては仕事でやっていること=自分が実現したいこと、なので、活動量が多くても精神的にすごく元気なんです(もちろん身体を休める時間はしっかり確保します)。意識してこのスタイルになったわけではないのですが、今はワークアズライフ(仕事とプライベートが一体になった働き方)がすごくしっくりきています。
求職者の方へ一言
ここまで読んでいただいた方は、恐らく「今の環境を変えたい」と思っている方なのではないでしょうか?ワークスタイルはこのままでいいのか、仕事ってなんだろう、社会への貢献って具体的に何をすれば…と様々な想いが巡っているのではないかと推測します。今もし「本当はこういうことがしたい」という思いがあるのであれば、一歩踏み出してみませんか?当プロジェクトには社内外から、ワークもライフも全力投球の方が集まっているので、新しい刺激が生まれることは私が保証します。一緒に働きたいと思った方はぜひ一度当社が運営するコワーキングスペース「ドットワークPlus」にお越しください。まずは利用者として施設をじっくり味わってみてください。その後でイベントに参加してみることで、どのように関わりたいかが具体的に見えてくると思います。
私は誰かと思考の交換をするのが好きなので、スペースにお越しの際はぜひお話させてください。お会いできることを楽しみに待っています!